【Lot No. SC41947SW-429 / 14.25oz. DENIM 1947 AGED MODEL (REGULAR STRAIGHT)】
定番1947の加工モデルです。
昨年までのエイジング加工をあらためて検証し、リアルなエイジングを再現。
前回のモデルには無かった、色落ちした膝裏のアタリをエイジング加工で表現しています。
デニム生地の褪色や縫製部のパッカリングだけでなく、綿糸のステッチや革パッチ、
金属パーツのエイジングも魅力。
レングスは30インチと32インチがございますが、当店GMMSTOREではレングス30のみのセレクトとなります。
スタンダードデニム「1947モデル」
戦後、1940年代後半のジーンズにみられる贅沢なディテールを余すところなく再現したシュガーケーンの代表作「1947モデル」。 ヴィンテージデニムをもとに紡績、染色、織り、縫製の全行程にこだわり、“STANDARD DENIM”の名にふさわしい1本に仕上げている。 シルエットはレギュラーストレート。
フロントのボタンフライ
現代の衣料ではジップフライがほとんどだが、1947年当時はボタンフライが主流であった。このジーンズは防縮加工を施していない生地を使用しているので、ファスナーを取り付けてから洗濯をすると生地が縮んでジッパーが使えなくなることもその理由のひとつ。ヴィンテージに倣い、オリジナル刻印入りの鉄製ボタンを使用している。
コインポケット
コインポケット口の端にはセルビッジを使用。打ち抜き式の銅製リベットで補強を施している。エイジングサンプルを見ればわかる通り、生地やパーツにこだわった結果、無理に手を加えなくても着用と洗濯を繰り返すごとにデニム生地は褪色し、リベットは酸化して美しい経年変化をみせる。
ウエストベルト、ベルトループ、革パッチ
ウエストベルトの上部にステッチをかける際、ベルトループと革パッチも一緒に縫い付けられる。パッチは鹿革製。ヴィンテージジーンズをみると後中心のベルトループはオフセットされる時期もあるが、1947モデルはセンタリングされている。規格が未統一の時代に作られたヴィンテージ同様、縫製には色と太さの異なる数十種類の綿糸を各所で使い分けるなど、細部にわたり忠実に再現している。
ヒップポケットの縫い付け
ヒップポケットの縫い付けは左右ともに共通して、向かって右上のコバステッチから始まり、ポケットの左上まで行ったあと内側に入り、内側のステッチを入れて右上に帰る一筆仕様。補強のため施されたグレーの隠しバータックが若干覗いている。
コンシールリベット(隠しリベット)
むき出しのリベットでは馬の鞍や車、家具などを傷つけてしまうおそれがあることから、1937年より採用されたコンシールリベット(隠しリベット)は内側から確認できる。
袋地のセルビッジ、小股部分の補強
腰ポケットの袋地。底部分の縫い代の端にはセルビッジが使われている。負荷のかかる小股部分のステッチには太番手の綿糸を使用。生地が集まる厚い部分に補強のカンヌキ(バータック)が入れられる。
サイズ表 *(※全て約●センチです)*
41947SW |
ウエスト |
レングス |
前股上 |
ワタリ幅 |
裾幅 |
W30 |
74.5 |
74 |
27 |
29 |
21 |
W31 |
76 |
74 |
27.5 |
30 |
21.5 |
W32 |
80 |
74 |
29 |
31 |
22 |
W33 |
82 |
74 |
30 |
32 |
22.5 |
W34 |
84 |
74 |
30.5 |
33.5 |
23 |
W36 |
88 |
74 |
32 |
35 |
23.5 |
W38 |
92 |
74 |
33 |
36 |
24 |
W40 |
96 |
74 |
34.5 |
37 |
24.5 |
メーカーサイトの表記に従っています。素材の特性や仕上げの方法によって、各所の寸法には若干の個体差が生じます。 あくまでも目安としてご覧下さい。 サイズに関してご不安な方はお気軽に当店までご相談ください。
ブランド名 |
SUGAR CANE / シュガーケーン |
品名 |
Lot No. SC41947SW / 14.25oz. DENIM 1947 AGED MODEL (REGULAR STRAIGHT) |
品番 |
SC41947SW |
加工 |
ユーズド加工 |
素材 |
綿100% |
原産国 |
Made in JAPAN |
ご注意点 |
移染の可能性もございます。単色とのコーディネートにご注意下さい。 |
SUGAR CANE(シュガーケーン)とは…
「サトウキビ」という名を持ついかにもアメリカ的なこのブランド。 シュガーケーンの生みの親はTOYO ENTERPRISE COMPANY LTD.(東洋エンタープライズ株式会社)。 1965年、米軍によるベトナム戦争への本格的介入を機に、日本の米軍基地関係者を対象として設立された。当初は米軍向けの衣料製造と共に 国内への米軍サープラスの流通窓口としての展開も行い、ベトナム戦争が1975年に終結すると完全な国内向けの衣料メーカーへと転身。 その際、米軍基地に駐屯していた将校によって「SUGARCANE」と名付けられる。シュガーケーンの誕生は日本でありながら、 米軍基地を相手に育っただけにその精神も物作りのノウハウもアメリカ仕込み。当時から現在に至るまで、アメリカンスタイルの シンボルとも言えるデニム素材を中心とした本場仕込みのワークウエアを作り続けているブランドです。