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まるで和紙のような手触りと劇的なエイジングが魅力的な、イタリアの名門タンナー・バダラッシーカルロ社の牛革を使用した コンパクトながらも、お札、カード、コインを十分に収納できる小型3つ折り財布・ENO(イーノ)です。

【革について】
バダラッシー・カルロ社はイタリア古来の伝統的な革鞣し技法であるバケッタ製法を研究していた先代が、その製法を現代に蘇らせたことで有名なタンナーです。 そのルーツは中世まで遡り、一部では８世紀頃から始まったとも言われています。効率優先のため、現在の多くの革は合成油・魚油を使い、機械化の導入をたどる一方ですが、 バダラッシー社の場合、時代に逆行するかのように伝統的な革作りを貫いています。化学薬品ではなく、植物性タンニンを用い時間をかけて鞣された革に 、家畜牛のすね骨や無蹄足を煮沸して採取した純度の高い所謂「牛脚油」で時間をかけながらゆっくりと加脂しています。この製法は革にオイルが浸透し難いのでとても時間と手間がかかりますが、 その代わりにオイルが抜けにくく、使い込んだ時の色艶の上がり方が大変綺麗で、美しくエイジングされるのが特徴です。

プエブロもまたバケッタ製法にて鞣された革で、仕上げ加工として意図的に表面を荒々しく毛羽立たせた、非常に個性的な革です。最初の状態は和紙のような手触りで、 マットな質感故に光沢は殆どありませんが、使う程に表面の繊維が寝て加速度的に光沢が増していき、色も短期間で深まっていきます。艶の上がり方が非常に早いので、 変化の仕方がとても劇的である他、使い込んだ時に見せる、吸い付くようなしっとりとした質感も大きな魅力です。革の経年変化(エイジング)がお好みの方にはおすすめの皮革です。


【ENO（イーノ）について】
ENOは高い携帯性を持ちながら紙幣、コイン、カードを十分に収納できる容量を備えています。 内装のデザインはカード段が2段とカード室が4室(カード段裏側左右上の3方向から収納3室+コインケース裏1室)となっています。 またコインケース室内には中仕切りがついていますので、こちらにもカード類が収納できます。 コインケースは本体と別パーツで製作されています。 サイドから見たときに本体パーツとコインポケットパーツが二重に重なり合い、WILDSWANSらしい二層の美しいコバを堪能できます。 こちらのコインケースにもホックを2つ取り付けることにより、小銭をたくさん入れても口元が外れにくく、コインがこぼれにくい設計になっています。 札室は大きくとられていますのでゆとりをもった出し入れが可能です。

 

【納期情報】
営業日でしたら１-２日以内の出荷予定となります。
実店舗もございますので在庫数が日々変動する為、ご注文頂いた時点で在庫がご用意できない場合がございます。その場合はキャンセルとなります。誠に申し訳ございませんが、ご理解下さいます様お願いいたします。